増補 無縁・公界・楽
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2020/2/5
2020/2/23
網野善彦『増補 無縁・公界・楽』(平凡社ライブラリー)読了。オフィスの棚にあったので読んだ。中世日本の歴史学から出発し、アジールあるいは無縁という人類普遍の共同体の原理に肉薄する。議論は散漫で当時から批判も多かったとの事だが、これだけ独創的な仮説を現代はたして打ち立てられようか?
内容(「MARC」データベースより)
近代から古代まで遡り、駆込寺や楽市など多様な領域に、人間の本源的自由に淵源する無縁の原理の展開をよみとる。日本歴史学の流れを捉え換えた画期的な名著。